[小ネタ]git-remote-codecommit(GRC)を使ってCodeCommitをリモートリポジトリに追加する

[小ネタ]git-remote-codecommit(GRC)を使ってCodeCommitをリモートリポジトリに追加する

Clock Icon2022.11.29

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「GitのリモートリポジトリにCodeCommitを追加したい」

メインは他のリポジトリサービスを使っていて、テスト的にCodeCommitにもPushしたいことがありました。

GRCを使ってGitのリモートリポジトリにCodeCommitリポジトリを追加して、Pushする手順を紹介します。

GRCを使うと、IAMのGit認証情報の設定やSSHキーの設定不要でCodeCommitのリポジトリに接続できます。

詳しくは以下ブログがわかりやすいです。

やってみる

CodeCommitリポジトリの作成

まずは、テスト用にCodeCommitリポジトリを作成します。

$ aws codecommit create-repository --repository-name grc-test

GRCのインストール

pipでGRC(git-remote-codecommit)をインストールします。

pip3 install git-remote-codecommit

以下の成功メッセージが出たら、インストール完了です。

Successfully built git-remote-codecommit

GRCを使ってリモートリポジトリを設定する

リモートURLは一番短い書き方だと、codecommit:://リポジトリ名となります。

プロファイルを指定する場合は以下のようになります。

codecommit://プロファイル名@リポジトリ名

デフォルトのプロファイルで設定されているリージョンが異なる場合は、以下になります。

codecommit://リージョン名@リポジトリ名

今回はデフォルトのプロファイルで同一リージョンを使用するため、一番短い書き方でURLを指定します。

$ git remote add  codecommit codecommit://grc-test
$ git remote -v
codecommit	codecommit://grc-test (fetch)
codecommit	codecommit://grc-test (push)
$ git push codecommit HEAD

おわりに

GRCを使ったCodeCommitをリモートリポジトリに追加する手順でした。

誰かの参考になると幸いです。

以上、AWS事業本部の佐藤(@chari7311)でした。

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